内装の原状回復工事で独立しよう

クッションフロア張り替え

クッションフロアは、シート状の床材です。
主に塩化ビニール素材製で水に強いため、洗面所やトイレなど水回りの床にはる（敷く）かたちで使われることが多いです。
CFという略称で呼ばれたりします。

クッションフロアは、その名の通りクッション性が有る柔らかい素材の長所によって床を傷つけにくくできる機能性に加えて、デザインも豊富です。
室内の雰囲気や印象をガラっと変えられるため、趣味のDIYでは、水回りに限らず居室の床に敷いたりする用途でも人気です。

原状回復工事では、古いクッションフロアを床からはがし、新しいクッションフロアに張り替えます。

壁や天井のクロス張り替え

原状回復でクロスというのは、壁紙のことです。
壁や天井にはる、シート状の内装用建材を指します。
素材は、ビニール・布・紙など多種多様で、デザインや色も豊富で様々なものがあります。

DIYで賃貸部屋のクロスを施工するのは、退去するときを考えるとなかなか勇気がいります。施工自体も、失敗したときに元に戻すのも大変です。
暮らしている間、壁紙はよく視界に入るものですから、好みのデザインにできると嬉しいですね。

原状回復工事では、古いクロスを壁からはがし、新しいクロスに張り替えます。
クロス張り替えは日常では得られない技術なので、マスターすればDIYでも自信をもって好きな壁紙に自由に張り替えられますね。

ダイノックシート貼り

ダイノックシートとは、室内の扉などに貼るシート状の内装用建材です。

DIYでは、加工がしやすくて挑みやすいのと、色柄が幅広くて雰囲気を変えたい時にピッタリなので人気です。
キッチンのすべての収納扉に好みの色柄のダイノックシートを貼ってみると、全く居心地が変わって楽しいです。

原状回復工事では、木目調などの落ち着いた色柄を扱うことが多いです。

フローリングなど床貼り工事

フローリングは一般的にも知られていますね。洋室の床材です。
木目が美しい板状の建材で、床面に貼り付けて敷き詰めます。

DIYではフローリングをそのように本格的に工事することは無いかと思いますが、DIY向きなフローリング商品として、床面に置いて敷くだけの手軽なタイプもあります。これなら設置も撤去も簡単です。

原状回復工事では、傷やへこみがついた箇所のフローリング材をていねいにはがし、新しいフローリング材に張り替えます。

水漏れ修理

お風呂やキッチンの水道蛇口が経年などで劣化し、固く閉めてもジワジワと水が漏れてくる状態になっていることがあります。
そんなときは水漏れ修理をおこないます。

主には、蛇口のパーツを分解していき、劣化して傷んだパッキンを新品に交換すると水漏れが直ります。
設備の種類や原因によって修理方法は異なりますが、ゼロプロで扱う物件は設備が一定なので状況を判断しやすいし覚えて慣れていくのにも最適です。

電気機器の工事（資格が必要）

ゼロプロに依頼をいただく原状回復工事のなかには、電気機器の工事もあります。
もしあなたが電気工事士の資格を取得したら、そんな工事も可能になって幅広く経験を積み上げられます。

共用部分の照明器具自体をＬＥＤに取り換える工事や、浴室乾燥機・換気扇の交換などが代表的な電気まわりの原状回復工事です。